序~北の国からこんにちは 失われた場を探して ロストジェネレーションの社会学
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失われた場を探して ロストジェネレーションの社会学

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日本研究をずっと続けてきたアメリカ人研究者メアリー・C・ブリントン氏の書き下ろし作品。

失われた場を探して──ロストジェネレーションの社会学失われた場を探して──ロストジェネレーションの社会学
(2008/11/28)
メアリー・C・ブリントン

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アメリカ人の研究者が見た日本社会の変遷、特に1990年代バブル崩壊以降の日本社会の変化について論じられている。研究者であるメアリー氏は、その中でロストジェネレーションと言われる若者にスポットを当てて論じている。


本書では、ニートフリーターひきこもりワーキングプアなどの問題を社会全体の仕組みとして分析し、「場」の喪失がこれらを産み出していると論じている。


本書の中心になるのは、ロストジェネレーション普通高校企業の結び付きが崩壊したこと(「場」の喪失)を軸に、現在の日本社会の様々な問題に紐つけて論じている部分。もちろん米国社会との比較も登場するが、著者は、米国社会やその他の国のやり方がうまくいくとかそれが解決に結びつくというような簡単な話では無いとはっきり言っている。


とかく表に出てくる政府関係機関から発表される数値マスコミ報道では目につきづらいデータを数多く集め、膨大なデータ量と現場でのヒアリングをもとに社会を見つめている。


この時期に何が起こり、社会がどう変化したのか?ロストジェネレーションに希望は無いのか?一度「場」を失った若者は二度と場に戻ることは不可能なのか?など、現状を理解することで、次の日本社会のあり方を見つめる手立てとなることや、日本人が気づいていなかったと思われるゆがみや問題に気づくことこそ本書の存在価値であると論じている。


アメリカ人研究者の論文なのだが、非常に納得できる仮説に富んだ良書。外部から見た社会というのは非常に冷静で時に残酷である。日本の研究者も多数存在するが、異国研究者でしかも、先日まで世界経済を資本主義の先兵として引っ張ってきたアメリカ人の研究者が日本社会の「ロストジェネレーション」について研究し、本書を発表したという事実は、ある意味、日本社会が置き去りにした社会問題をあぶりだした一番説得力のある事実かも知れない。



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