序~北の国からこんにちは イタリア人の働き方
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イタリア人の働き方

イタリア人の働き方

イタリア人の働き方 (光文社新書)イタリア人の働き方 (光文社新書)
(2004/01/17)
内田 洋子シルヴィオ・ピエールサンティ

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出版年月は5年前のものになりますが、今の日本の状態に参考になるのでは?と思い改めて読んでみました。

不安定な政権、最悪の財務状態、若者の失業率の高さなどなど、先進国に遅れて久しいイタリア

この国には国民1人に対する事業体の数が半端じゃなく多い。

つまり、家族単位で事業体が存在するといっても過言では無く、国民一人一人が社長の国である。

では、この国の産業は後進国とみなせるのか?
そうではない。

世界的に輝きを放つブランドや企業(中小零細企業)は数多く存在する。(フェラーリプラダ他)

国民性からいっても確かにまじめで勤勉である日本とは対極にあると見える。

しかし、多くのイタリア人は、自己の実現のために働くのである。(日本はどうでしょう?)

結果、数多くの零細企業が誕生し、その中から世界的地位を確立する企業が誕生し続ける。

いくつかのイタリア事業家とその会社を実例として、レポートしているのがこの本です。

共通して言えるのは、身の丈を知って、安易なスケールメリットは追求せず、成長の素となった独自の技術・サービスに特化して、他者がまねできない品質レベルをキープし続けていることと言えます。

振り返って、今の日本の置かれている状況を考えてみましょう。

確かに、世界的な技術経済力は申し分ありません。
しかし、国民一人一人が自己実現の為に働いて充実した日常生活を送っているでしょうか?

私の感じでは、アメリカ型資本主義にどっかりと乗っかって、企業の収益性・スケールメリットの追求・人件費の抑制等々でアメリカ型ビジネスモデルでの成功が讃辞を受ける風潮があると思います。

そのしわ寄せで、国民の間で格差が生まれ、労働者は自己実現ではなく、企業の拡大の為に働いて最後は燃え尽きて(道半ばで)死んで行くのが現実ではないでしょうか?

ここで、冒頭の一文を再度、引用します。

>不安定な政権、最悪の財務状態、若者の失業率の高さなどなど、先進国に遅れて久しいイタリア。

どこかの国に似てませんか?


そう!日本です。
今の日本は、かつてのイタリアが置かれた状況に極めて似通っています。

ここに、この国が中国・インド・台湾などの新興国とのグローバルな競争に勝ち抜き、なおかつ、国民一人一人の幸福感が得られる。というヒントがあると考えられます。実際、イタリアGDP日本GDPにはほとんど差が無いところまできています。

この本を読んで、イタリア的企業体の実情がよく理解でき、「漠然といい加減でお気楽なイタリア人」という俗説とは一歩違った視点でイタリア人(企業)を見ることができます。

一番、感じたことは、日本のこれからの姿を考える時に十分、参考となるべき国(ビジネスモデル)がすでに、EUの中に存在するということです。

特に、地方の中小零細企業の経営者や格差社会で苦しむ若者、将来に希望が持てなくなっている方には読んで損はない一冊で、読み終えた後に前向きな力が自然と出てくる本でした。

みんなでイタリアンな陽気で元気を出しましょう!


*この記事は、このブログで2008年9月25日に掲載したものに加筆・修正を加えたものです。



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テーマ : 読んだ本。
ジャンル : 本・雑誌

tag : イタリア GDP 経済 社長 幸福 中小企業

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(*^ー゜)ノ コンニチハ☆

あら~~気がついてみたら 久し振りのコメントですね。。。
バタバタしておりまして ランキングの応援には来ていたのですが。。。

>私の感じでは、アメリカ型資本主義にどっかりと乗っかって、企業の収益性・スケールメリットの追求・人件費の抑制等々でアメリカ型ビジネスモデルでの成功が讃辞を受ける風潮があると思います。

そのしわ寄せで、国民の間で格差が生まれ、労働者は自己実現ではなく、企業の拡大の為に働いて最後は燃え尽きて(道半ばで)死んで行くのが現実ではないでしょうか?

私も、中野さんとまったく同感です。
私は、ヨーロッパ人のお友達が多いのですが
彼らは 個人 家庭の幸せが優先なんですよね。。。
仕事のために 個人や家庭が犠牲になったり、会社の都合で
突然解雇 なんて、信じられない と言います。
21世紀は ヨーロッパ型のビジネスモデルをお手本に 
日本も、変わっていって欲しいと 強く思う私です。

No title

面白そうな本です。
イタリアは、何といってもローマ帝国発祥の地です。結構、奥深い何かを持っている気がします。

マリアさん

いつもありがとうございます!

ヨーロッパのお友達が多いんですね!さすがマリアさん( ^^) _U~~
賛同いただき勇気付きました!ありがとうございます!

米国主導の市場経済がここまで問題を大きくしてしまった以上、その追随には精査が必要ですよね。ヨーロッパもイギリスの経済の行き詰まりを経験してますし。

こんなに追い込まれてもデモや暴動も起こらない日本です。アベンジャー犯罪は起きてますけど・・・。ある意味大人しいイタリア人になってるのかも知れないですね(もはや国を頼っても仕方ないじゃん!みたいな・・・)

イタリア人の良い意味でのずる賢さというかたくましさは、日本人の意識に合うような気がしますけどね。ごはんもおいしいですし(笑)

西森憲司さん

いつもありがとうございます!

そうなんです!ローマ帝国を築いた国なんです!
西森さんが考察されている寛容と非寛容の関係がバランスよくとれているところも日本によく似ているんですよね。
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