序~北の国からこんにちは 「私はうつ」と言いたがる人たち
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「私はうつ」と言いたがる人たち

[うつ病] ブログ村キーワード

「私はうつ」と言いたがる人たち (PHP新書 534)「私はうつ」と言いたがる人たち (PHP新書 534)
(2008/07/16)
香山 リカ

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精神科医である著者が現場で感じた違和感を一冊にまとめた本。

一般に浸透して偏見等が無くなりいわゆる対処法・患者との接し方などに専門医の立場から非常に厳しい問題を投げかける内容となっています。

この本を出すにあたり相当な覚悟と苦労で書かれたのであろうことは想像に易しです。

内容としては、

市民権を得た「うつ病」に対して果たして今の医療現場で十分な機能を果たしているか?

うつ病」にはいくつもの種類があり大きな枠としてのうつ病という診断名だけでは対処法も異なるのではないか?(実際に事例としても出されています)

うつ病セレブ・うつ病難民といった格差が拡大している現実も起こっている(恩恵をあづかる患者と即医療難民化する現実)

実際問題、患者数は増え一億総うつなどといわれるほど拡大し、世間的認知度をあげた病気ではあるが、本来的に治療を必要とする重度の疾患患者と米国で定められたマニュアル上分類がうつ病とされるだけの患者が混在し専門医が見分けることも非常に困難であり、モンスターペイシェントの巣窟となっている点にも言及。

医療体制としての問題、患者自身の問題、企業や社会の対応の問題についていわゆる広い意味での「うつ病」に対しての問題提示したものになっている。

実例で、「横綱朝青龍」「阿部元首相」「皇太子妃雅子様」といった方の症例にも言及していてメディアの姿勢についても言及している。

確かに本当に苦しんでいる方はたくさんいると思います。しかしながら、都合よく「うつ病」を利用し安易に診断書を要求する患者が存在しているのも確かです。

「うつ病」がある種社会的な免罪符となり身勝手に生きている人がいる現状に警鐘を鳴らしています。

「うつ病」が市民権を得ていることとは逆に、本書で書かれているもまた現実であることを受け止め社会全体を見ていかなくてはいけないと考えさせられる内容でした。

現役精神科医としてここまではっきりと問題提起したことに対して評価します。

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テーマ : 読んだ本。
ジャンル : 本・雑誌

tag : うつ 精神科 セレブ 格差

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★うつ病の悩みがスッキリなくなります。こころケアからだケア

近年、心の病で20代~60代の女性が多数来診されます。仕事柄、ストレス関連の書物は相当数読んだのですが、コトバを失ってしまうくらいスゴイです。ノウハウとしての質もさることながら、ここまでわかりやすく、かつ行動しやすい内容になっていることに驚きです。私も...

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はじめまして。

えりざべすさんのブログより参りました。
私の周りには「うつ病」人が何人かいます。
彼らの苦労を聞く限りでは、「うつ病にならなければ、
自分に歯止めがかからなくなるんだろうな、、、。」
と思いました。
また、私の弟は「精神障害者二級」で、
「日本がもっと早くに、いろいろと手配してくれていれば、、、、。」
とも思います。
彼らは、本当に、健常者になりたい、
薬漬けになりたくない、と心の底から思っています。

今は、「うつ病」ということばがひとりだちしていて、
「私(俺)、うつ病だからさ~」なんて、流行のインフルエンザ
のように捉えている人がたくさんいると思います。

本人は苦しいのだと思いますが、、、。

はじめまして!

kaoruさん

はじめまして。
おっしゃる通りなんですよ。実際、本当に苦しんでいる方は現実にいるわけですし。こころから思っているお気持ちは痛いほどわかります。

こちらの本は、この「うつ病」という言葉の独り歩きによって生み出された「新うつ病」とでも言うべきか実際のところ専門医でも判断しかねるような症状で自らの権利のみを主張して「うつ病」を免罪符のように利用している人が実際に存在するということの問題性をテーマに扱っています。

このことは、本当に援助されるべき人(弟さんを含む)患者さんとこれらのうまく「うつ病」を利用している人を一緒にすべきではない。一緒にくくる今の状況では、病気への誤解や本当に苦しんでいる人をより追い詰める結果となってしまうとメッセージを出していると私は考えます。

ここの点(区別)を十分に考慮して考えれば、支援の形も変わってくると思いますよ。

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